無利息で借りて当日中に全額返済してもいいの?
文字通り、無利息(利息ゼロ円)でお金を借りたことになります。
でも、本当にこんな利用方法をしてもいいのか…?と疑問に思われる人もいますが、答えはYesです。
借りた当日は勿論ですが、無利息期間中に全額返済しても何の問題もありません。
ただし、注意点として全額返済するには通常とは異なる返済方法をしないといけません。
通常、1ヶ月に1回・35日ごとに1回など各カードローンが定めた返済日(約定返済日)がありますが、全額返済はそれとは異なり任意での繰上げ返済(随時返済・任意返済)となります。
従って銀行口座から引き落とされるのではなく、カードローン提携ATM(又は直営ATM)やインターネットバンキングを利用した返済をしなければいけません。
無利息の恩恵を最大限に利用するお得な返済方法
提携ATMの場合
提携ATMから返済する場合には、カードローンによっては所定の手数料が取られてしまう場合があります。(→参考:繰り上げ返済の注意点)
主に銀行カードローンの場合は手数料不要、消費者金融の場合は手数料が必要という傾向です。
大手消費者金融の場合は、基本的に提携ATMの手数料は利用者負担となります。
ただしプロミスについては、三井住友銀行の提携ATMのみ手数料無料です。
直営ATMの場合
直営ATMを利用すれば、手数料が取られることはありません。
基本的に全国に直営ATMは点在していますが、政令指定都市の繁華街や駅周辺に多く、逆に地方には少ないというデメリットもあります。
お近くに直営ATMが無い場合には、下記のインターネットバンキングを利用すると便利です。
インターネットバンキングの場合
無利息サービスの消費者金融(アコム・アイフル・プロミス)のインターネット返済の対応状況は以下の通りです。
アコム:「Pay-easy(ペイジー)」を利用してインターネットから返済が可能です。(※手数料は無料)
プロミス:三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・ジャパンネット銀行・みずほ銀行・楽天銀行から返済が可能です。(※手数料は無料)
アイフル:アイフルの返済用口座に、ネット銀行口座から通常の振込で返済が可能です。(※手数料が必要)
アイフルについてはインターネットバンキングだからお得ということはありませんが、アコム・プロミスについては手数料不要なので利用する価値があります。
このように無利息期間中に返済する場合、どの返済方法を選択するかによって手数料の有無が変わってきます。
インターネット銀行口座をお持ちでない場合には、早めに作っておくことをお勧めします。
ネット専用銀行の口座を作っても何の問題もありませんが、まずはお手持ちの銀行口座がネットバンキングにも対応しているのかを確認してみましょう。
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