どれぐらい返済が遅れるとブラックリストの仲間入りになるのか

どれぐらい返済に遅れるとブラックリストになってしまう?

頭を抱える女性

返済の遅れは最初に結んだ契約に違反する行為ですから、当然遅れてしまうとブラックリストに載る可能性があります。

 

しかし、1日でも遅れたらブラックリスト!ということではなく、ある程度の目安があります。

 

基本的に、信用情報に延滞情報が記録される61日、もしくは3ヶ月以上返済が遅れてしまったケースです。(一般的な目安としては3ヶ月とされています)

 

こうなると信用情報には異動という情報が記録され、この異動情報が残っている限りはブラックリストに掲載された状態ですから、信用情報としては最悪の状態となります。

 

そのため2〜3ヶ月ほど返済が滞ってしまった場合には、今後数年間は借りることは出来ないとして考えて良いでしょう。

 

ただ「61日以内なら大丈夫なのか」や「3ヶ月以内に払えば良いのか」といった考え方が正しいのかと言われるとそうではありません。

 

この返済の遅れには「延滞」の他にも「遅延」という情報があり、これは1日でも返済が滞ると記録される可能性があります。

 

遅延が発生すると、金融業者が信用情報機関に申告し、その記録が個人の信用情報に記録されると言う仕組みですが、金融業者がいつ申告するかは各社で扱いが異なるので明確には分かりません。

 

ブラックリストとは、金融取引で起きた返済トラブル(事故情報)を指す通称であり、専用のリストがあるわけではありません。

 

ブラック情報が消えるまでに掛かる期間

日本には、「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「株式会社 日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター」の3つの信用情報機関がありますが、それぞれで事故情報(ブラックリスト)の保存期間が異なります。

 

▼全国銀行個人信用情報センターの事故情報保存期間

種別 保存期間
延滞 5年
任意整理 5年
自己破産 10年

 

▼CICの事故情報保存期間

種別 保存期間
延滞 5年
任意整理 5年
自己破産 7年

 

▼JICCの事故情報保存期間

種別 保存期間
延滞 1年
任意整理 5年
自己破産 5年

 

上記のように、「任意整理」についてはいずれも5年間の保存となっていますが、「延滞」「自己破産」については保存期間が異なります。

 

全国銀行個人信用情報センターでは、「延滞」「自己破産」のどちらも他よりも長めに設定されていることからも、銀行からお金を借りる際には信用情報が他よりも厳しく見られていることが推測できます。

 

ブラックリストになると何が困る?

ブラックリストは法律で罰則が定められているのではなく、信用情報を利用する業界内での自主ルールです。

 

つまり、主だったデメリットとしては「各種のローンが組めない」「新しいクレジットカードが作れない」「カードローンでお金が借りられない」という事です。

 

信用情報を利用する審査では絶望的、という認識を持っていればOKです。

 

ブラックリストになったからといって会社を解雇されることもありませんし、日常生活を送る上で特別な不便を感じることは特に無いでしょう。

 

しかし各種ローンが組めなくなるのはデメリットと感じる人も多いですよね。

 

そこで注意しないといけないのは、ブラック情報は自分で消すことは出来ないという事です。

 

基本的に誤った情報でブラックリストに掲載された以外、任意で情報を削除することはできません。

 

ごくまれに「ブラック情報を削除します」という業者がいますが、悪徳業者である可能性が非常に高いので注意してください。

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